2010/01/24

朝聞夕死

今朝の産経抄は、私が書いた「朝三暮四」と同じテーマを扱っていた。

http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100124/plc1001240304001-n1.htm

しかし、どうにもユーモアと品格に欠ける文章が鼻につく。何より憂いが感じられない。その代わりに表現の端々にマスメディアの奢りを感じる。何より文章が下手だ。今は論説委員が輪番で書いているらしいが、前任の石井英夫氏がずいぶんマシだ。

最後に似たような語呂の「朝聞夕死」という論語のことば(朝、道の教えを受ければ、晩には死んでもいい)を引いて、「そのくらいの気持ちで政治の道を学んでほしい」と結んでいる。

やれやれ。何様のつもりか。

「お前こそ、朝刊に良い記事書いたら、夕刊に自分の訃報が載ってもいいぐらいの気合いでペンをとれ」と言ってやりたい。

私は何か発信するときには、少なくとも十分傷ついている。

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