4年生くらいになると、算数嫌いの子が増えてくる。過去の塾講師経験を振り返っても、中・高で数学の苦手な子は、たいてい4年生か5年生でつまずいている。
私は高学年を持つと、「この教科(単元)で学ぶことは、将来こんな風に役に立つのだ」というオリエンテーションの時間をかなり丁寧にとる。4年生くらいだとまだそれはちょっと難しいので、とにかく「楽しかった」「おもしろかった」という感覚を残してやりたいと思っている。
大人になっても、度量衡の感覚や集合の概念、関数や確率や損益の計算など、算数や数学を通して身につけた力は暮らしの役に立つことばかり。
算数のテストがちょっと悪かったくらいで、算数嫌いになってはもったいない。逆に少しばかり満点が続いたくらいで、「この子は理系が向いているのでしょうか」と言う親御さんも、やや気がはやりすぎ。
私も理想ばかり高くて、たいしていい授業は出来ていないが、可能な限り具体的な活動や操作を通して体験させることを大事にしている。
面積の学習では、1平方メートルを体感するため、みんなでその上にのっかったり、算数の教科書を敷き詰めると何冊分になるかを予想して、実際に計算してみたりした。
立体の学習では、5ミリきざみで、立方体マトリョーシカを作った。条件はすべて異なる展開図にすること。
工作用紙を無駄なく使っているかどうかも評価のポイントのひとつ。
私は高学年を持つと、「この教科(単元)で学ぶことは、将来こんな風に役に立つのだ」というオリエンテーションの時間をかなり丁寧にとる。4年生くらいだとまだそれはちょっと難しいので、とにかく「楽しかった」「おもしろかった」という感覚を残してやりたいと思っている。
大人になっても、度量衡の感覚や集合の概念、関数や確率や損益の計算など、算数や数学を通して身につけた力は暮らしの役に立つことばかり。
算数のテストがちょっと悪かったくらいで、算数嫌いになってはもったいない。逆に少しばかり満点が続いたくらいで、「この子は理系が向いているのでしょうか」と言う親御さんも、やや気がはやりすぎ。
私も理想ばかり高くて、たいしていい授業は出来ていないが、可能な限り具体的な活動や操作を通して体験させることを大事にしている。
面積の学習では、1平方メートルを体感するため、みんなでその上にのっかったり、算数の教科書を敷き詰めると何冊分になるかを予想して、実際に計算してみたりした。
立体の学習では、5ミリきざみで、立方体マトリョーシカを作った。条件はすべて異なる展開図にすること。
工作用紙を無駄なく使っているかどうかも評価のポイントのひとつ。