2010/01/03

人生、洗い直し

正月からいきなり洗濯機が壊れた。17年間働き続けた働き者だったが、ついに動かなくなってしまった。何度か止まっては息を吹き返しては何とか動いていたのに・・・・

ちょっと悲しい。それはペットが死ぬ感覚にどこか似ている。猫が死んだほどの辛さはないが、金魚や虫が死んだ以上のダメージはある。

洗濯物が出ない日はないので、早速買いに行くことになった。久々の大型家電店。正月商戦にのっかって買い物客がいっぱい。

洗濯機なんて細かく内容を吟味することがないが、丁寧にサイズや機能やデザインをチェックすると面白い。容量はデカイのにコンパクトになり、しかも省エネ、節水出来るものがずらり。家電の進化にちょっとビックリ。毎日使い続けるものなので安いだけじゃ駄目だ。でも、安いにこしたことはない。内容と価格のバランスが大事。

縦型がドラム式か、乾燥機能があるかないか、容量はどれだけか。結局、妻との協議の結果、縦型、乾燥機能付、容量10キロものにした。価格にも納得。これはあらゆることを考慮に入れた上の正しい選択。

洗濯機が音響機材よりも暮らしに欠かせない重要なものであることに気づくのに、私は実に何十年も費やしたのである。

・・・というわけで、今日は洗濯機のお話。

10 件のコメント:

  1. ちょっと話題がずれますが…

    マイケル・ジャクソンのオックスフォード大講演内容に
    「子どもの体をした小さな大人を育てようと努力すればするほど、大人の中の子どもらしさも失われていきます。大人の生活にも、子ども的な部分を必要とする場合がたくさんあるのです。」
    ということばがあり、考えさせられた。
    全文は長かったが、十分読み応えがあった。マイケルってこんな人だったのか…と。

    私は、80年代にマイケルを見聞きすることが少なく、亡くなってから「そんなに好きやったん?」と言うくらい家内がどんどんDVDを観出し、つられて娘らも「マイケル、マイケル」と言い出し、仕方なく私も観ていた。
    中2の娘の社会の宿題を手伝うため、ちょうどマイケルに関することを集めていたので、Wikipediaと合わせて読むと、とても興味深かった。

    洗濯機からの気づきも、あやしげなマイケル、といった思い込みからの気づきも、…発見や気づきは、なかなか味わい深いですね。

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  2. 私は予断や偏見が比較的少ない方だと思っていましたが、そういう意識自体がかなりの思い込みです。

    私自身もいろんな意味で意識を総点検する必要があるなと感じています。それには、まず自分の知識や経験をみことばの基準に置き換えていくことがベースですが、これは一生の課題。

    さらにこの世の細かい知識の整理となると、そんなに簡単じゃない。世の中わからんことだらけです。

    ま、とにかく、子どもは子どもの「今」を生きているわけで、その時代の感覚や経験を奪われた子たちは、ろくなものにはなりません。あるいは、ものすごく苦しい思いをしながら普通の感覚を追い求めるのでしょう。

    流行の「子ども店長」にしても、気色の悪い「ド演歌少女」にしても気の毒で仕方がない。

    このまま行くと、△△ケンちゃんみたいになるよ。

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  3. 新しい年を共に生きる事を許された者として、お喜びを申しあげさせていただきます。

    一人一人は比べることのない、唯一無二のまさにユニークな存在としての神の作品とも言えるかと思いますが。

    そのような人が商品として扱われ、換金され消耗されていく、「演歌少女」にしても真相はさだかではありませんが、娘の話では、あの幼さで整形させられる世の中、腫れは退いたものの、良く見ると不自然な目元に、罪の力を見せつけられます。
    確かに絵図らが良くないとテレビという世界では厳しくもありますが、矢沢永吉さんやスーザン・ボイルさんの様な方もいて、その人がその人らしくいることが良いなと思います(もちろん彼らも演じる所はありますが)
    小さい子供の不自然さが気になるのは、選択(洗濯機大変でしたねでも、新しいのはすばらしいですね)と言う問題が、有るからだと思います。
    自分はどうなりたいか、どう生きたいか、力無い自分ではありますが、子供を守るのは大人(親)の勤めと言いたい。
    学生の事件で校長先生が謝る場面を見る度に、責任は誰が、という短絡的な方向と処分が済んだら忘れる国民性、
    あーーー、新年からこんな事書きたくないでも、これも私の選択

    午前中は家内とまだ誰も歩いたことのないダイヤモンドダストのきらめく森を歩いてきました。
    サングラスをかけてまだ、まばゆい白、この雪より白く!
    この、ドロンドロンの私が、この雪より
    素晴らしいです。ワンダフルです。
    私の親方は、さすがです。
    また、長々と失礼しました。

    どうぞ、右肩上がりの人生見させてください。
    よろしくお願いします。

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  4. 雪の結晶の研究で有名な物理学者の中谷宇吉郎でしたか、「雪は天からの手紙」と言ってますね。サイエンティストの詩的な表現が何ともいいです。

    ダイアモンドダストのきらめく森、いいなあ。雪景色の美しさには、特別なものを感じますね。

    右肩上がりなんて、自分で言ってて笑っちゃいますが、煎じ詰めれば、他者との比較ではなく、昨日の私との比較だということ。よそから見てレベルは低くても高くてもどっちでもいいのです。

    ただ主にお会いできる日に近い方が、霊的には充実してるに決まってるじゃないかと思っているわけです。

    私に限らず、すべてのクリスチャンは、召される日が主の目から見れば、霊的に頂点というか、一つの極みに達しているのではないかと・・・・そんな風に思っています。

    若さがすべてで、オヤジやジジイはひっこんでろという風潮には安易にのっかりたくないのです。(女性の場合はもっとかな)

    アンチエイジングも大事かも知れないけど、お洒落に年を重ねて、加齢臭ではなくキリストの芳香を放ちたいものです。

    こちらこそ、どうぞよろしくお願いします。

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  5. 余計な口挟みは、いかがなものかと思いながら(^^♪

    昨日のTVで、まど・みちお が言われてました。
    「涙が出ると、そこに虹を見る」
    100歳の詩人に言われると、うなります、です。

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  6. コメント感謝です。

    まどさん、いいですね。

    最高の詩人のひとりだと思います。

    番組も見たかったんですが・・・

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  7. あけましておめでとうございます。
    今年もよろしくおねがいします。

    うちの近所に住んでいる方が、Saltさんや銀じ郎さん彷徨坊主さんと同い年で、この市内の小学校の教頭先生だということを知りました。
    驚きました。やはりお三方はお若く見えます。
    その先生はもっとのんびりしていていつも笑顔で、そして老けています。これは是か非か。わかりませんが。

    なんの話か分からんコメントで失礼しました。

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  8. 何を隠そう、隠さんでもいいんですが・・・・彷徨坊主さんは銀じ郎さんや私よりふたつ兄貴なんです。

    我々も年齢的には管理職でもおかしくないんですが、私は一生ヒラで通しますが、お二方はもうそろそろ出番が来ると思います。

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  9. 実は今日は朝から銀じ郎さんとデート?モーニングミーティングをしていました。朝の8時から。ちょっとあやしい二人ですが。

    その時にも、管理職の話をしていました。
    もしもSalt氏が全てのことを承知の上で受験すれば間違いなく一発で合格するだろうということで一致をみました。

    でも一生受験しないということでも一致をみました。
    なるにも、ならないにも それぞれあっていいですね。

    この年になった情けないけど、本当に子どもに教えることの難しさと,同時にその楽しさを少しずつ味わい始めています。年相応の厄介な仕事も来ますが、毎日子どもたちの前に立てることを嬉しく思っています。

    今日もそんな自分の研修のため西宮まで行ってきました。
    ということで冒頭のモーニングデートということでした。

    Y.B.Mさん何とか頑張って再開したいと思います。忘れ物も取りに行かないと・・・。

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  10. お二人は私の分まで偉くなってくださいね。これ皮肉じゃないですよ。本音です。

    写真は未だにわかるようで、ようわからん世界です。Y.B.Mさんと写真表現の話をするのは面白いのですが、実際に写真を
    撮る行為や見る行為になると、何か不思議な抵抗感があります。

    私なりの疑問は、またY.B.M氏にぶつけてみたいと思っています。

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