ふるさと元気村「秋じまい祭」に参加。
古くから続いてきた旧室生村田口地域の最大イベントである秋の収穫祭を「ふるさと元気村」で行うようになって3年。私も地元室生中学の吹奏楽部を呼んで来たり、クラフト仲間に声をかけて作品販売してもらったりしてきた。私の工房で喫茶店をやったこともあった。
すばらしい晴天にも恵まれ、いつも静かすぎる山里が大いに賑わう。前日までの旅行もあったので、今年は工房を訪れるお客さんの相手をするだけだったが、関係者とともに雰囲気を共有できたことは嬉しい。
館長の福田さんもスーツ姿で気合いが入っている。挨拶に行くと、「おお、来てくれたんか」と笑顔で迎えてくれた。本当なら、もっと手間暇かけて、いろんなことに参画しなければならないところだが、「行けるときだけ、やれることだけ」という協力のかたちを特別に認めていただいているのは、本当にありがたい。
私のやることなすこと殆どが元気村の規定にないことばかりで、責任者や関係各位の頭を悩ませてきたが、いつも何とか落ち着きどころを見つけることができている。今後はどうなるかわからないが、みなさんが規格外の私の存在やあり方を受け入れてくれる限り、私なりの協力はずっと続けようと思っている。
町村合併による採算重視や効率優先が合理的だという単純な発想で踏みにじられ、失われていくものは計り知れない。こうしたことに無関心になり鈍感になって、「仕方がない」ですませたくはない。
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