2009/11/04

陽だまりの猫

昨日は各地で雪が降ったようだ。いつもは布団に入ると数分で眠りにつくのだが、昨夜は寒すぎてなかなか寝られず、敷毛布(電気毛布じゃない)を出した。私の住むところは、夏場は非常に涼しくて快適だが、冬場は朝夕の冷え込みが厳しい。

これから、この調子で寒くなるのかと思って覚悟を決めたが、今日は日差しもあって穏やかな日になったので少しホッとした。

今年は徘徊業なので、何処の学校へ行っても「ここ」と定まった居場所がない。勿論机があるにはあるが、電話のそばだったり、出入りの多い通路の横だったりで、どうも気が散って落ち着けない。これまでは自分専用の仕事場が与えられていただけにこの変化はキツイ。

水曜日は徘徊なしの空き日。月、火のまとめや木、金の準備に当てることになっている。そんな徘徊じゃない自校勤務の日の居場所として、図書室があることに気づいた。図書室は本がいっぱい。そして学校の中では唯一静けさのある場所。図書室の背中から陽があたる一画に陣取ってそこで仕事をすると能率は何倍もアップ。お昼に近づくと太陽も移動する。南に面した通級教室の空き時間にはそちらへ避難。これからはこのパターンでいこう。

秋冬の陽だまりの「明るさ」や「あたたかさ」は、心とからだに沁みてくる。陽の傾きに合わせて猫のように場所移動。水曜日は太陽のありがたさと猫の偉大さをしみじみ味わう日である。

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