2009/11/22

讃岐うどん紀行

「おいしいうどんを食べたい!」この一念でついに本場讃岐へ。

11月22日は私たち夫婦にとっては22回目の結婚記念日である。10年目ぐらいからは、「記念に旅行にでも出かけたいね」と言いながら、3人の子どもをほったらかしにも出来ず、結局果たせないままにいた。

そんなわけで、今回は初の結婚記念旅行となった。22日は日曜日で23日の祝日と連休になる。ちょうど暦もいい感じで、教会のスケジュールも無理なく合わせることが出来た。(今年は連休絡みの日曜日は家庭での礼拝ということで休みにしている。)これは、実にうまいやり方だ。年中ろくに休みのない私にとっては、月に1度だけでも日曜がフリーになるのは非常にありがたい。何処へも行かずに家族とボーッと過ごしたり、買い物につきあったりということが、時には聖書を開くより大事なこともあるのだ。

さて今回の旅は、1年目のフレッシュカップルKoji & Mayumiと一緒ということで、実に愉快な珍道中であった。2人でまったりも良かったのだが、4人でワイワイはいっそう面白かった。「讃岐うどん」はKoji & Mayumiのカップル誕生に貢献した重要アイテムなのである。この辺りは、もしかしたら、Koji君が自分のブログで取り上げるかも知れないので、こちらでは遠慮しておこう。

行きは、明石海峡大橋をわたって淡路島を縦断、帰りは瀬戸大橋を通り岡山上陸。丸亀市の猪熊玄一郎美術館や倉敷市の大原美術館を見学。私の趣味に付き合ってもらった感じだが、周辺の丸亀城や倉敷美観地域も堪能し、「胃袋ツアー」とは言わせないバランスを辛うじて保つ。丸亀城では、私が長年の研究の末に編み出した「みんなが楽しく元気になる健康体操」を伝授。普及大使に任命したKojiくんが近々You Tubeにupするとかしないとか。

さらに不意の思いつきで通りがかった丸亀競艇にも初参戦。これが、予想外の盛り上がりだった。夜の競艇場は、私にとってはあまり馴染みの不思議な異空間なのでちょっと面白かった。もっと汚くて騒々しいものかと思っていたが、わりと落ち着いた感じだった。投票〆切前に金比羅ふねふねのメロディ―が流れていたのが間抜けな空気を醸していた。他の競艇場ではどんな曲が流れるのかなと興味が湧いた。

全食うどんでも良かったのだが、さすがにそれはあんまりかな・・・ということで、もうひとつの名物「骨付き鶏」を食す。「ひなどり」「おやどり」という露骨な名前のメニューだが、味の方はなかなかいける。それぞれに異なる食感が楽しめて、ギトギト・スパイシーな感じ。美味しかった。

帰りは、神戸で降りてハーバーランドで夕食。何となくパスタ屋に入ってしまい、うどんよりも何倍も高価で、何倍もまずいパスタを食べ、改めて日本の「うどん文化」のすばらしさ、特に「讃岐うどん」の偉大さを痛感。アメリカ資本のそのチェーン店は、コーヒーをいくらでもおかわりさせてくれること以外は、うどん屋にまさるところはひとつもなかった。恐るべし、讃岐のごんぶと暴れ龍うどん!

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