2011/03/21

震災報道のあれこれ


誰の目にも見えるはずの「思いやり」予算は、アメリカ人には全く見えていないようだ。いくら顔色をうかがって丁寧にあいさつしたところで「ポポポポーン」とお手軽に友だちなんかにはなれない。こっちが「ごめんね」と繰り返しても、相手は簡単に「ごめんね」とは言わない。海の向こうでは、米英仏がリビアに攻撃のニュース。

ACジャパンのCMを見ていると、日本人のお人好しな幼児性が見える。苦情が来たら、別に悪いことをしたわけでもないのに即座にお詫びを発表。エィ~シィ~という音だけ消して同じものを流し続ける対応。反省しているのかいないのかさえ今ひとつよくわからない。

しかし、こういうものが最大公約数的な価値として尊重される土壌があるからこそ、大混乱の中でも秩序を保てるのかも知れない。「我先に!」と強奪するような国民と比べてみれば日本も悪くはない。

「安心しろ」と言っては不安を煽るエラい人たち。「想定外」という何とも便利なことば。「記憶にごさいません」以来の大ヒットである。十分想定内だったことを、まずは「原発ありき」で想定外へ放りだしたことに対する侘びもないままに、とにかく「想定外」を連呼する。

そんな中、放射能に被爆覚悟で現場の作業にあたる東京電力職員や自衛官、警察官、消防士たち。


一方では、いたずらに不安を煽るメディアもある。朝日新聞出版発行のAERAである。風評被害を助長するとして苦情があり、同社も早速謝罪したようだが、マスコミのこうした無神経がもたらす影響は大きい。

4 件のコメント:

  1. 電‐気~屋です。
     
    真意は知らねど、、、

    オバマさんは「最大限の支援も、惜しまない」と仰っているのですからアメリカ合衆国に 日本が貸し付けている1千兆円の「200兆円ぐらいを、返してください。復興資金として、どうしても必要です」と、アメリカに言ってもいいのだが、、、
    ヒラリーと仙谷由人が、17日に、「日本政府は、アメリカ政府に対して、日本が保有する米国債を売却しない。その代りに、アメリカは、日本に、最高度の核技術の大支援を与える」という密約が成立したと仙谷由人さんへの最大限の支援は、官房副長官としての復帰だとか、、、「ポポポポーン」
    ARARA

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  2. 売国政治家は国辱ものです。歴代の日本の首相はアメリカの州知事レベルの扱いすが、ここから突き抜けようとすると角栄さんみたいにやられちゃうわけですよ。ドルが力を失う前に、米国債は全売却すべきですね。

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  3. 震災からずっと笑顔で「大丈夫よ」言い続けてます

    楽観視じゃあなく
    『(あなたたちは私が命がけで守るから)
       大丈夫よ・・・』と・・。

    子どもは、震災報道で、自分で言葉にできない程の不安があるようで、いつもより寄り添ってきます

    私には、『ここにいなさい』って言われてるようで
    いつもよりも家にいて、
      寄り添って、笑顔でいることを
    させていただいてるように思います

    安心して、大丈夫・・・の言葉には

    『腹を括るって守る』・・と言う強い(優しい)思いから
    しか出ない言葉なんですね・・。

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  4. Chikaさん、コメントありがとうございます。

    子どもたちが少しでも安心できる世界であって欲しいと思います。

    大人は子どもたちの為にも、しっかりしないといけません。

    いや、子どもたちがいるからがんばれるのかも知れません。

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