2011/03/01

カンニングもネットで

ネットをつかったカンニングが話題になっているが、彼は本当にこんな大きなリスクを負ってでも合格したかったのだろうか。もしかしたら、入試そのものを笑うつもりなんじゃない。秘密のメールではなくてyahoo知恵袋に投稿したのだから、遅かれ早かれ誰の仕業か明らかになろうことは予想できたはず。あのYou Tubeに投稿にした自衛官のごとく、何かを暴こうとしたのかも知れぬ。

インターネットの急激な普及は国を揺るがし革命さえ起こす。中東諸国で起こっていることもネットなしにはありえなかっただろう。

情報は垂れ流され人々は節度や品位を失う。匿名性は人を止めどなく残虐で凶暴にしてしまう。裏側が反転して表となり、あらゆる話はメビウスの輪のように終点を失う。素顔を隠すために饒舌になる人々の親身に聴く人のいない身の上話は虚しい。

私もネットでブログなるものを始めて様々な情報発信をさせてもらっているが、大してこの媒体に依存しているわけでも、信頼しているわけではない。あくまでも遊び半分だ。

電気屋さんのブログが消えてしまった。これは、撤退ではなく事故だというメールを御本人からいただいた。私も数少ない「お気に入り」が消えてしまってさびしい。

ケータイとPCがなくなれば、不便だがもうちょっと気の効いた世の中になることは間違いない。しかし、あいにくこれからはますます便利になり、カンニングさえ、さらに巧みにごまかせるようになるだろう。

4 件のコメント:

  1. 電気屋です。

    カンニング問題ですね。
    私も「ハァ~、そこまでして」ともはじめ思いましたが、動機を考えると興味深い所もないでもありません。
    実力での学力が無くとも、そこそこあればそれなりに行けるからこそ不正が横行するわけで、実際に官僚や公務員の多くはある分野での能力の高さは認めますが、実際使っていませんから、そこまで持ってなくとも構わないわけです。
    しかし、そうゆうアイデアと実際やるだけの行動力があるならすんなり卒業しても本人の内面以外は何ら問題が無いとも思ったりもします(悲しい事ですが)。

    私のブログはおそらくアメリカのコンピュータによる自動処理で無効になったと思います。
    珍しいケースですが、いつでも誰でも無料ブログを使っている方なら有りえる事だと。(イスラエルからのアクセスが毎日あるなーと思っていたので、人為的なものであるかもしれませんが、、そこまででは有りえないと、ハハハ)

    本来呟きや言葉は口から出たら残るものとして神は造られなかったので消えて残念な気持ちもあるのですが
    同時に私の愚かさが見える分も消えてくれたのでスッキリしたところもああります。
    でもその様に言ってくださりありがとうございます。
    そのうちまた始めてもいいとは思ってますのでその時はまた御贔屓にお願いします。

    追記、家内が自分で始めました。
    http://blog.goo.ne.jp/hakigiyowaera
    です。ちょっと不思議な感じを味わってます。
    それもまた楽し

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  2. 電気屋さん、コメントありがとうございます。

    やっぱり普通にはコメント欄に反映されませんね。どうしてでしょう。受信ボックスには届いていたので、アップさせていただきました。

    例の容疑者は単純に「大学に合格したかった」と語ったらしく、馬鹿か・・・と思ってしまいました。もしかしたら、もう少し骨のある奴かと期待していたのですが。

    奥様のブログスタートは朗報です。
    電気屋のブログの再開も、楽しみにしています。

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  3. これが例えば小学生がやったとして、「合格したかった」「反省している」と云うのならば、まだかわいげがあるものの、もうすぐ二十歳の人間が何を言うか、です。まあ、秋葉原や土浦、広島でも同じで、後悔先に立たずです。
    とは云っても私も反省しきりですが。

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  4. 合格したかったんでしょうね。

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