2011/03/04

春の雪


私の仕事の報酬は子どもの成長と笑顔である。

笑顔と言っても、一時的に喜ばせるのではなく、未来の笑顔のために、ある時は泣かせたり、また怒らせたりすることもある。機嫌をとって調子の良いことばかり言ってはいられない。

成長と言っても、単に背丈が伸びることや知識が増えることだかではく、生きる力をつけることである。からだも心も好き嫌いや飽食は健やかな成長を損なう。大事なのは節度とバランスだ。

苦境にあっても涼しい笑顔を保てるような強い心を持つ人間に成長して欲しい。

いい日ばかりではないし、楽しい出来事ばかりではない。今日は辛い一日だった。

しかし、最低な時こそ成長の節目であり、悲しみをじっと見据える瞳にこそ本当のやさしさが宿ると信じていいる。

4 件のコメント:

  1. 「最低なときこそ成長の節目、悲しみをじっと見据える瞳」

    そういう視点を示す者がいなければ…。
    養い育てる方に期待して、ゆだねられたことを淡々とする「なすべきことをしただけです。」と言える者でいたいです。

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  2. 銀じ郎さん、ありがとう。

    私にゆだねらられた範囲やなすべきことが見えないときがつらいですね。

    そこまでやる必要がないということもあるし。当然やるべきことを怠っている場合もあるし。

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  3. (私の仕事の報酬は子どもの成長と笑顔である)。⇦素晴らしい姿勢です。先生を職とする方がただけではなく、親として子育てにあたり、目標としたいものです。

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  4. ピンポンパンさん

    ちょっといい恰好をしたかもしれませんが、本気でそう思っています。

    そうでないと、こんな情けない給料でここまで働けませんから。

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