2009/10/25

音楽の力

土曜は出演者、日曜日は参加者として、ふたつのイベントと関わった。ふたつともしっかりしたテーマで熱意をもって運営されていた。いずれも音楽のみのイベントではないが、音楽がメイン。

土曜日のイベントでは、自分の現時点での力量と今後の可能性を再認識し、改めて「音楽の持っている限りない力」を感じた。

「音楽の力」が正しく共有されるためには4つの要素がある。

①楽曲がすぐれていること。
②演奏者が楽曲の良さを十分引き出して演奏すること。
③PAが楽曲と演奏にふさわしいセッティングで音を作ること。
④聴き手が期待と静けさをもって演奏される楽曲を受け止めてくれること。

この4つがすべてそろって最高に気持ちのいい時間が流れるということは、実はそれほど多くはない。

2 件のコメント:

  1. 二つ目の「演奏者が楽曲の良さを十分引き出して演奏すること。」今日の沢知恵さんのコンサートで強く感じました。
    saltさんの言葉の僕なりの解釈でいうと、演奏者が言葉の意味やそこで歌う意味を感じながら演奏することが大事なんだなと思いました。
    予習と思って聞いていったサイト上での試聴とは、全然印象が違いました。選曲から演奏から発声、発音に至るまで、あきらかに在校生の方々に話しかけておられましたね。
    あのコンサートでは、体育館の展示物や在校生の作文朗読、朗読劇があってこそ共有できる何かがあったように思います。
    それは四つ目の「聴き手が期待と静けさをもって演奏される楽曲を受け止めてくれること。」を、何も知らずに参加したオーディエンスにもその意識レベルへと誘導してくれました。

    人知れずささやかに、しかも無料でこんなすばらしいコンサートに参加できたことを幸せに思います。

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  2. 昨日のコンサートは特別でしたね。韓国にもうひとつのルーツを持つ沢さんだからこそ、特別な思いがこもったのでしょう。

    どんなゲストが来られても夜間中学の文化祭の一部にしてしまうのがすごいでしょ。

    2年前のゲストだった姜尚中さんも感極まって泣いてましたからね。

    ご家族で参加していただいて良かったです。奥さんのはちきれそうなお腹には未来の幸せが詰まってましたね。

    母子ともに健やかな出産になるよう祈ります。

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