2011/01/04

富士山


春休みは学年末の処理や新年度の準備、夏休みは種々の研修でけっこう忙しいが、冬休みは休暇がとりやすい。休み中に先生方に研修してもらうプログラムを作っていた頃は、休み中も気が休まらなかったが、この冬休みはかなりのんびり出来た。家の掃除も出来たし、小旅行にも出かけて友人たちにも会えた。例年通り、両方の実家に年始の挨拶にも行けたし、買い物にも出かけた。そして年末には一年を振り返り、年始には少し考える時間を持てた。

大晦日に新幹線の窓から見た富士山が馬鹿みたいに綺麗だった。このわかり易い感動って大事だなと思った。あのハイスピードで走る新幹線の車窓から、安物のコンデジでしっかり撮れてしまう圧倒的な存在感に驚く。

マニアックでひとりよがりな傾向が強く、出来れば忘れ去られたいと思いながら、行きがかり上隠れることも出来ず、妙な目立ち方をして誤解されることの多い私は、富士山とは対極のわかりにくさを備えている気がした。

気味の悪い洞窟よりは、登りたくなるような山のほうがいいわ。そりゃ。

4 件のコメント:

  1. 綺麗ですね。
    富士を見ると何だか得した気分になります。
    そして自分も日本人であるのだと思わされます。

    富士も一度は昇りたいのですが、
    風穴も入ってみたい電気屋です。

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  2. 富士山って不思議ですね。
    その姿が見えると
    何故かうれしくなってしまいます。

    Saltさんのこういう記事って、
    なんだかホッとします。

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  3. 電気屋さん

    富士山があんなにハッキリ見えたのは久しぶりです。

    私も富士山は未踏なのです。いっぺん行きますか!

    風穴も面白そうだな。青木ヶ原の樹海にも行ってみたいです。

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  4. ゆばるさん

    横浜からの帰り、のぞみは満席でした。わずかに空きのあったグリーン車に乗る根性もなく、車両の隙間におりました。熱気むんむんの客室内よりは遥かに快適でした。

    何となく反対側の窓に吸い寄せられるようにのぞいてみたのですが、その瞬間、富士山が目の前に現れたのです。本当に驚きました。2010年の最後に神さまからいただいたプレゼントでした。

    涙がでるほど感動したのです。最初から最後まで本当にいい旅になりました。

    おふたりにも心から感謝します。

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