2011/01/23

邪馬台国を掘る


NHKスペシャル「邪馬台国を掘る」は、久々に見応えがあった。話題の遺跡は、私たちのレンタル会堂と目と鼻の先。

3世紀の日本は謎だらけ。それ以降も古代史はよくわからないことばかりだが、そんなモヤモヤしたものがいっぱい埋まった土の上で生活している奈良県人。

県を代表する有名人といえば古代人ばかり。「遷都1300年」が終わったら、さて町おこしはどうするのという感じだったが、これから邪馬台国の決定的証拠が発見されたとなれば、かなり盛り上がるだろう。まあ、そんなことはどっちでもいいが・・・

卑弥呼の行っていた鬼道が弥生信仰を否定するものであり、中国の道教との結びつきが深いとする説を裏付ける「破壊された銅鐸」と「数千個に及ぶ桃の種」の発見。また、それを取り入れるにあたる政治的な意味合いを魏志倭人伝の記述から解説するくだりはかなり説得力があった。

私の場合はムキになって論争するほどでもないが、掘り出されたものや、文献をもとに理詰めで推理するのはオモシロイ。

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