2011/01/15

ハイジのブランコ


私のクラスには面白いのがいっぱいいる。私がそういう部分を引き出して煽っているのだという噂もあるが、それはどうでもいい。元々、子どもはみんな天才なのだ。

特に彼らの中の数人の無敵少年たちは、無駄なエネルギーに満ち溢れている。連日飽きもせず、次から次へと悪戯をしたり、危険な遊びをしたりする。彼らの周辺はいつも薄汚く、周りは散らかっていて、通常の感覚で必要なものは持って来ないが、邪魔になるものをあちこちから集めてくる。言われたことがきちんと出来たためしがないが、よけいなことは指示されなくてもやりまくる。

私を呆れさせ、疲れさせるぐらいだから、なかなかのレベルだと言える。最近はとんとこういう連中に出会っていないので、非常に付き合い甲斐がある。

今日は「ハイジのブランコやったるわ!」と言って盛り上がっていた。

う~ん、オモロイ。しかし、何処でどう止めるかが難しい。

2 件のコメント:

  1. いいね~
    黒板消しを挟んだ所に結んだんですね(今、そんな事しないか)
    鴨居の所にかつてのエネルギーの余った分が残されていますね。

    どこで止めるかは確かに難しいですが、

    「そろそろ俺の立場も考えてくれ」という素直な言葉は意外と説得力あるかもしれません。

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  2. 「俺の立場も考えてくれ」

    これはないですね。

    大丈夫ですよ。腹の底では「もっとやれ~!」と思っています。

    されど、教室にはルールがありまして、彼らはこの日のうちにロープを没収されることとなります。

    まあ、こういうやりとりで、辛うじて権威と秩序を保っているのです。

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