2011/01/05

年頭に念頭に置きたいこと (その弐)


若い頃のように、私は背伸びして自分を実際以上に立派に見せようという気はない。どうせそんなメッキは剥がれる。外科手術で整形してもDNAは変えられない。

家族のかたちや子どもの姿は、私の生き方のひとつの答えである。私の場合は答えが3つ。いや、4つ。妻のあり様に関しても私は責任を問われる。妻はもうひとりの私なのだ。

このところ、「家族そろってみんな大したことはないのだ」ということをつくづく思い知らされているが、それは急にどこからか落ちたわけではなく、正しい認識により近づいただけのこと。これは決して悪い経験ではない。主イエスを信じた私と私の家族が救われる大事なプロセスなのだから。

・・・というわけで、私は今年もあんまりがんばらない。焦りもせず、あわてもせず。まったりとマイペースを貫かせてもらうことにする。主のみこころなら明日も生きていて、私の心が素直に喜べることを選んで、小さなことを丁寧に積み重ねていこうと思う。遠くの大きなことは私ごときにはわからない。相変わらず、サービス精神は旺盛で人と争うのは嫌いだが、誰かの言うことに調子を合わせようとは思わない。

いよいよ仕事も始まる。いろいろな場面で、人や組織との関係性の中での細かい判断が求められる。そんなとき、どうしても望まぬ妥協が迫られる。どこに自分の納得のいく落としどころを持ってくるかは非常に難しい。より良い落としどころを計算するよりは、私自身の動機やスタンスの方が大事だ。動機やスタンスがブレなければ、結果は付いてくる。念頭の仕事始めにはそんな確認も必要だ。

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