2010/08/05

「休み」なのに休んでいない

毎日、半分遊んでいるようなダイアリーだが、実はそれも全部仕事だったりする。

ところで、夏休みに入ってから休んだのはたった1日だけ。

昨日は、午前中は教育相談。午後は研修講座。
今日は、午前は作業所訪問。午後は平和集会の準備。
でも、そんなことを自慢しているわけではない。

私も教員に研修させるプログラムを担当していた時期もあり、自分自身も各種研修の講師として招かれることもあるので、「どうでもいい内容ばかりだ」とは言いにくいが、どんな研修も「各自が自由に休むこと」より高い価値があるわけではない。他人にあてがわれた目標に何の疑問も感じずに邁進出来るのは、頭が悪い証拠だとしか思えない。

私は、子どもも教師も「休みは休むべきだ」と思う。約束は「9月にまた会おう」で、宿題も研修も何ひとつなしで、いっさいの義務を負わせないのが一番いいと思う。

各自が好きなように過ごせばいいのだ。それで自堕落になる奴はとことん自堕落になればいい。それもまた大事な選択だ。真面目がエライなんて誰が決めた?

想像力や創造力が乏しいと、とにかく何かやることがあることが重要になる。誰かに申し訳を立てるように無駄に時間をつぶし、意味のない書類を積み上げる。

どんなくだらないシステムも私の心の自由までは縛れはしない。私は何をやっていても密かに愉しむ術を心得ている。さて、明日は全校登校日だがどうやって遊ぼうか?

4 件のコメント:

  1. こんばんは~初コメントに挑戦です。
    子どもたちが学校にお世話になった時
    思ったことの一つは学校の先生は、
    大変だという事、
    子どもたちを教えた上にPTAの会議に付き合って、
    役員のお世話まですごいなぁと思っていました。
    その他知らないところのお仕事もあるのでしょうね。ご苦労様です。

    「自堕落になる奴はとことん自堕落になればいい。」
    主人が俺だなぁとポツリ
    なんでと聞いたら、宿題なんてやったことないとのこと・・・
    「真面目がエライなんて誰が決めた?」
    美術館でお話しましたが、写生大会でさっさと仕上げて特選だった男の子とまじめに時間をかけて書いてやっと入選した私を思い出しました。
    心に残っていたのは、きっとまじめにやったところでいいものが出来るわけではないという事かもしれませんね。きっと彼は自由にえがいていたのでしょうね。
    いい空と海の絵でした。
    想像力や創造力が乏しいと、とにかく何かやることがあることが重要になる。ってこれ本当ですね。
    子供時代と教会時代がそうでした。
    まじめで無くていいんだぁ。
    今は、普通の生活がなんだかいい感じです。


    Mrs 電気屋 

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  2. Mrs電気屋さん


    初コメント、なんだかとても嬉しいです。

    私はどこで何をしてても、それなりに楽しいのですが、やはり時間が縛られることには、時に激しい苛立ちを覚えます。

    夏休みなのに、なかなかまとまった時間がとれない。

    ・・・とは言うものの、学期中とは違って、うんと「ゆとり」はあります。

    そもそも、私は「ガッコのセンセ」なんて柄じゃあない。子ども時代からずっと学校や先生を侮り続けた報いを刈り取っているのかも知れません。

    学校も先生も、未だにしっくり来たことなんて一度もないです。

    もし私が職業芸術家や学者だったら、日々十字架を負うことなく、それなりにやりくりして、作品を作ったり論文を書いたりしていたと思います。ずっとは続かないで、気が狂ったりしたでしょうけど・・・

    私を小学校の教員にした神様は、さすがに私の製造元です。

    日々十字架を負うことなく職員室や教室にいることは、一瞬たりとも不可能です。私はそれくらい学校や教育が大嫌いなのです。

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  3. そちらでも8月末までお休みなんですか。羨ましい・・・。

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  4. 休みは子どもだけです。

    クラブやスポーツをやってる子は、夏は忙しいですよ。

    そして、小・中学校の先生たちは、けっこう働いてますよ。

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