今日は8月15日の平和コンサートの依頼を受けた。学校までユネスコ協会の方が挨拶に来られて正式にお話があり、校長先生も「すまんなあ。ギャラは出んのか?」と気にかけてくださっていた。実は校長先生が学校教育課長だったときに、私を紹介して下さったのが、このコンサートに関わるそもそものきっかけであった。今年で4回目になる。ちょっといつものライブとは性質が違うので、どんな曲を演奏するかは毎回悩むところだ。
ひとつのライブの為に、結構に入念に準備もし、シビアに反省もする。同じ内容でのツアーなんかしないし出来ないので、インターバルが短くても、人と所が変われば、大幅に曲目も変える。全く同じことは2回演らない。まず、自分が納得して楽しめることを大事してきたし、それはこれからも同じ。
人の曲をカバーするにしても、それなりの必然性やこだわりがある。何でもかんでもやるわけではなく、是非やりたい曲もあれば、いくら頼まれてもやりたくない曲もある。
こちらの思い入れや隠し味が細部まで理解してもらえた時はとても嬉しいが、たとえそうでなくても、「自分たちにとってこれで十分」というところまで何とか突き詰めたいものだ。
オリジナルに関しては、CDを聴いていないお客さんにも、一度聴いただけで心に残る曲作りや演奏をしたいと思っている。人生が豊かであれば、さらにいい曲が書けると思う。
理想は高いが、実際には技術的なことや進行のまずさで不満や苛立ちが残ることも少なくはない。でも、そうしたことをキチンと整理して次に生かしていけばいい。そうすれば次回はささやかであっても良くなっているはずだ。ゆるやかであっても常に右肩上がりのパフォーマンスを目指したい。
まあ今のところ、まだ気力はそれぐらいあるのだが、あとは視力と低下と記憶力の衰えとの戦いである。
谷村新司や、松山千春、槇原敬之などの歌い方を聞いていると力が抜けていい感じになってきているように聞かせてもらってます。年を重ねてきたからこそ出せる音もありますから、こだわりをもたれて心に残る曲をさらにいい曲を楽しみにしております。
返信削除http://www.youtube.com/watch?v=J6vinZjLVpc
すこしはじめの言葉が臭いですが、私は好きですね。
Saltさんの音楽に対する高度なこだわり。
返信削除少し分かるような気がします。
掃いて捨てるほどの膨大な量の既製曲や演奏があるのに、
コピーではなく新しい音楽をやろうとする・・・
これは強烈な「こだわり」の成せるわざだと思います。
見習って、私も行きます「こだわり道」
高度かどうかは別として、どこまでも自分が納得したいわけです。
返信削除すまぬ!思い入れや隠し味に鈍感で^^
返信削除12日のリコーダー講座、また楽しみにしています。
いえいえ、銀治郎さんには、それ以外のところで深くご理解いただいていると思っております。
返信削除12日よろしくです。