2010/06/26

100年後のためのSign







毎回のライブはまさに「生もの」、今日はさすがに梅雨の最中だけあって強烈な湿気に悩まされた。商品でもある植物たちに囲まれて演奏するのだから当然と言えば当然だが、6月は失敗だっかかな。

ボサノヴァはリズムのキレがいのちなのだが、汗ばむとナイロン弦に指が絡みついて、うまく爪弾くことが出来ないのである。

そんな悪条件だったが、それでも風草木は大好きな空間。楽しく演奏することが出来た。今日はY.B.M氏が来ても来なくても、彼との関わりの中で生まれた曲「100年後」と「Sign」で締める予定だったので、開演直前に彼が現れたときには、思わずにんまりした。贅沢な時間を過ごさせてもらった。Junpei君、ありがとう。

スタッフのY嬢がとってくれた写真もなかなかいい。

2 件のコメント:

  1. だいぶ投稿が下の方になって来たのでコメントします。

    こないだのライブは色々な意味でいつもと違う感じがしました。
    風草木はよく知った場所だったのに、別の店に来たかのようだったこと。
    人が少なくて、なんだかもったいない気がしたこと。
    そして何より、音がおかしかったです。
    記事にもあるように、演奏しにくい環境だったこともあるかもしれません。しかし、聞き馴染みのある曲なのに、音楽そのものが硬く角ばった感じがし、ストレスを感じました。
    「生もの」なんですね。そしてそういうものまで伝えてしまう音楽ってすごいですね、怖いです。

    でもあの2曲はどんな環境で聞いてもライブがいいです。名曲だと思います。
    ちなみに「おはボン」も僕にとってはそういう曲です。

    うちのお客さんに、鬼束ちひろを勧められ、Signというタイトルの歌があることを知りました。
    知り合いのミュージシャンたちに、Saltさんと同じように、椅子と交換で一曲書いてもらうのも面白いかもと思いました。

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  2. 忙しい中、よく来てくれました。

    確かにライブでは、自分のコンディション以外のいろんな要素が関わってその場の音になりますね。

    いろんな出逢いが家具や歌になっていくのは実に楽しいことです。

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