2011/01/11

虎の穴


「伊達直人」を名乗る人物からの施設の子どもたちへの贈り物が連鎖的に各地に広がっている。

くだらないニュースばかりなので、ちょっと嬉しい気持ちになる。私も学校にいるときは、ちびっこハウスを訪れた「伊達直人」気分に浸っていたりするので、何だか「わかる」気がする。

ランドセル5個とか10個とかいうプレゼントもいい。そんなに大金持ちが金の使い途に困って、「慈善でもしようか」という感じではないと思う。

もし、これが偽善的行為や自己満足であったとしても、何もしないよりずっといいんじゃないか。

「日本のロボット工学が世界を席巻するに至ったのは鉄腕アトムのおかげだ」と技術者たちが座談会で語っていた記事を読んだことがある。彼らはみな子どもの頃に、手塚治虫の鉄腕アトムが大好きで、「自分が大人になったらアトムみたいなロボットが出来るんだ」と信じていたというのだ。

子どもの頃に「何をカッコいいと感じるか」は非常に大きい。

今の子どもたちは、大人になったとき、いったいどんな名前を名乗るのだろう?

3 件のコメント:

  1. ちょうどアメリカのロビンフッドの話を見た後だったのである意味で国民性を楽しんでいます。

    サッカーや野球だけでなく子供の頃の影響は事実大きいですね。
    何故、正義の味方は良いことをやっているのに隠れるように生きていなければならないのか疑問でしたが、
    正義の味方で無く義そのもののイエスにあってなっとく

    誠の「伊達直人」である
    方からの贈り物だけで豊かにさせられている電気屋です。

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  2. すでに全都道府県に伊達直人が登場したそうです。

    同じ直人でも、菅さんはこの現象をどう思っているのでしょう。

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  3. そうそう、meekさん。

    これがうちのタイガー、みいたろうです。

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