2010/06/10

戸隠紀行③

今回の戸隠への旅は電車を使ったこともあり、実にのんびりゆったりさせてもらったのだが、寸暇を惜しんで遊ぶ電気屋さんのおもてなしに甘え、古道を歩き、カヤックと2種類のバイクに乗るというかなり盛りだくさんなオプションもあった。

嗜好やタイプは少し違うけれど、電気屋さんも私もかなり「やんちゃなおっさん」である。楽しむためにはとことん手間暇かけるところや、自分のこだわりを追求する姿勢には大いに共感する。

最終日にはそんなおっさんふたりで、デッキで絶景を眺めつつ露天風呂に入った。まさに裸のお付き合いだ。透明の丸い浴槽に入っていると、妙な表現かも知れないが、まるで「キリストの胎」に抱かれているような不思議な感覚になった。

特別なことばを交わしはしなかったが、「俺たちはお互いそれほどさえないおっさんかも知れないがが、この御方の恵の摂理のただ中にいるのだ」という確信が、お互いの心の奥深くにあったと思う。

3 件のコメント:

  1. わたしは
    「そんなにさえないおっさん」だとは思ってませんが、、。

    ただ、帰られてから娘に
    「で、実際会ってみてどうだった。」と聞くと

    「かっこいい」


    マジか「、、、、。」

    ただ
    「この御方の恵の摂理のただ中にいるのだ」という確信はあった。

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  2. イイ娘さんです。

    「さえない」のくだりは、後半を強調するための文脈として読み流してください。

    本当は、かなり「イケてる」かも知れませんが、そう書くとちょっと伝えたいことの意味合いが変わってくるので・・・・

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  3. いえ、すみません。

    私のブログに頂いた

    「白い衣、その義の衣の着こなし」
    ありがとうございます。

    着こなしって確かに大事なポイントですね。

    この事で色々と思い巡らしました。

    確かに深いです。

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