2010/06/07

戸隠紀行①

ここ数年、ネットを通して知り合った兄弟姉妹とリアルに会うという経験を重ねて来た。そうした交わりを通して感じさせられることがいろいろある。

メッセージを配信している関係上、カナン教会や私個人を訪ねてくださることの方が多いが、「お招きがあり」「主にある必要を感じ」「スケジュールがあえば」こちらから出向いて行くこともある。

2泊3日で戸隠の通称「電気屋さん」のところに行って来た。

神の働きやいのちの流れを立体的に見せられることの価値は大きい。その不思議や楽しさは他の何ものにも代え難い。

人間というのは、いくら謙遜であっても「私を中心にした周辺」を見てしまうものだ。しかし、主の導きに身を委ね、「目に見えない全体」を絶えず意識していると、全然違うことを味わえる。

神が時間や空間を越えて一人ひとりを導いておられることを具体的に知り味わうことは幸いだ。

自分の経験が自分だけのものではないことを知り、失敗も過ちも十字架を経るなら祝福に変えられる事実を味わうことが出来れば、ちっぽけな私のささやかな人生も、まんざら捨てたものではない。

消してしまいたいような過去もお互いをつなぐ力強い結び目に変える主の憐れみの深さに驚かされる。

私たちの周辺に偶然なんか何もない。出逢いや経験に意味を与え価値を深めるのはただ「信仰」による。十字架を経て、天を経由した交わりは永遠のものである。

「夏には行こう」という思いを「夏にも行こう」に変えてくれた今回の電気屋さんからのお誘いと全知の主のくださった絶妙のタイミングにただ感謝。

2 件のコメント:

  1. ""「お招きがあり」「主にある必要を感じ」「スケジュールがあえば」""

    この事はシンプルながらとても大切なこととおもわされます。
    「相手」「自分」「神」
    みつよりの糸は相変わらずすばらしいです。
    主の計画があり、私たちは、断る事も出来るのに、互いに自由意志で参加できたことが、感謝です。

    手のしびれが直ったと聞いてホッとしています。

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  2. 主が備えてくださる祝福は、まだまだこんなもんじゃないでしょう。

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