2011/02/22

黒インクの朝顔



今年は1年間スーパー・サイエンスというコースを担当した。年間13回の特設の時間を設け、手を変え品を変えて、子どもたちが喜びそうな面白実験をやってきた。今日は毛細管現象を利用した色遊び。

理科嫌い、理科離れが進んでいるというが、やはり教え方の問題だと思う。4年生でもすでにいろんな実験をするが、私は理科室に入るときにノートに書かせたりしない。テーブルの上には実験にいるものだけ。記録をとったり最小限のメモをとったりするだけで、その必要もないときは筆記用具も持たせない。

あれこれ勉強っぽいことをやると、五感が鈍ってしまう。忘れてもいいから、「その時いっぱい感じること」の方が遥かに大事なのだ。

「楽しいな」「また、やりないな」「なんでこうなるのかな」そう思えばじゅうぶん。後は子どもが考えればいい。

何もかもこちらから教えて、覚えさせて、正しい答え書かかせて、はい、よくできました。これじゃあ、楽しいものも楽しくなくなる。

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