写真家の内堀氏とは、なにわのブラジル「カイピリーニャ」というブラジル音楽を聴かせるレストランで出会った。Salt&Uribossaの「ひと味チャウダージ」のときだ。ライブが終わってから、ちょっとことばを交わすうちに話が盛り上がり、お互いに正体を明かした。
写真家と小学校の先生の何処に接点があったかというと、彼がアフガニスタンの子どもたちの写真を撮ってること、そして私が担任している4年生は、2学期にアフガニスタンを舞台にした国語の教材を学習する予定であること。そして彼は日本から使用済みランドセルをアフガニスタンに届ける仕事をしていることでもつながった。
あれこれ話しているうちに、「先生の学校に行きましょうか?」という話になり、東京在住の彼が、私の学校の子どもたちの為だけに来てくれたのだ。昨日は夜間中学の生徒さんに、今日は4年生2クラスにそれぞれ2時間ずつ、午後は希望のあったクラスに+αの特別レクチャーもしてくれた。
このところ写真について考えることが多くなったが、今回も写真の持っている圧倒的なメッセージの力に驚かされた。お年寄りにも子どもにも確かに伝わった何かがあった。神さまがくれる出逢いは、いつも不思議だ。これぞ半分遊びで半分真面目のSaltな仕事ぶり。
「BOOK」の授業が悪いとはおもいませんが、
返信削除教科書通りでしか進行しない授業ほどつまらないことはなかった。それだと本を良く読めば理解できると小学校の時からませたクソガキは教師不必要論を持っていた。
ただし、絶対的に経験の足りない学生だから上記の様な現場の話は今でも良く覚えている。
高校の国語の先生が「これは試験には全く点数にならないから眠りたい人は寝ていい、でも知りたい人はきいて」と1ヶ月つぶした授業は今でも感謝です。
うまく言葉に出来ない何かは連立方程式を解くより大人になってから私の糧になっている。
良く見張るならあらゆる所に神様にサインは満ちている。
ホントにませたクソガキですね。
返信削除ホクリクのクソガキが授業に退屈している頃、キンキのクソガキも授業中は授業とほとんど関係のないことばかりしていました。
「Salt君の椅子の脚はきちんと床に着いていたことがない」と評されたほど行儀も悪かったです。
授業はつまらないけど、学校には友達がいますからね。
どれだけオモロイ現場の話を持っているかが勝負ですね。
すごいですね。
返信削除こういうことをやろうという発想が大好きです。
私は岡山の山の中でただの田舎でしたが、登下校で1時間半ほどかけリアリティのある自然を体感できたのがよかったです。退屈を空想や妄想で埋めたのも…。
楽しいですね。
私は大阪と和歌山と奈良の小学校を転々としましたので、この頃体感したことが「旅人・寄留者」という信仰を立体的にしています。
返信削除内堀さんも世界40カ国を取材しておられるそうですが、やはり価値を相対化する材料を皮膚感覚として持っておられる人は、私にとってはつきあいやすいです。