2010/09/11

「さくらんぼ」続報

http://www.blogger.com/post-create.g?blogID=1863342222266185847
【地元紙による「さくらんぼ」続報】


地元紙の報道によると、会見の最後に土田市長は「同名のアダルトサイトがあるとは夢にも思わなかった」と話し、「交通事故に例えるなら、(向こうから)ぶつかって来たような感じだ」と渋い表情を浮かべたということだが、何とも道理のわからんお人である。

そんな名前の学校が「後から」出来るとも思わなかったのは、私立さくらんぼ小学校の側である。交通事故にたとえるなら、ぶつかって行ったのは明らかに「向こう」ではなくて、「こっち」である。どうして、これほど簡単な理屈が、市の行政のリーダーたる者に理解出来ないのか首をかしげたくなる。

公式サイトで、学校側の意向に配慮して名前の変更の可能性を示唆した私立さくらんぼ小学校のコメントは実にスマートである。土田市長は、大いに恥じるべきだ。

良識のあるコメント画面が出て来たので、いったいどんな作品を作っているのかあちこち検索してみたが、サンプル画像を数枚見ることが出来ただけだった。それは私の価値観からすれば受け入れがたい内容のものだ。しかし、こういうものが世の中に存在することを私は全く否定しない。あくまでも表現の自由である。

こういうものは嗜好やバランスの問題で、攻撃して世の中から閉め出すのは馬鹿げている。再建主義やクリスチャン・ホームスクールをやっている人たちの無菌文化の中では、はてさてどんなお子様が育つやら。

こうした異文化衝突が起こったときに、自分の不注意を他人のせいにするような人間では困る。

物事をあまりにも単純のモデル化して考えると、大事なディテールを垂れ流してしまうことになる。

さくらんぼ問題・・・・実にいろいろ考えさせてくれるなあ。ちょっとゆっくり時間をとって、山形に行きたくなって来た。

2 件のコメント:

  1. 私もたまたま見ました。

    {市長は「校名を変えれば、かえってアダルトの世界を正当化することになる」などとし、校名変更の考えはないとしている。}

    私も行きたくなってきた。一緒にいきますか!

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