今年になって各教室に大画面TVが設置され、いよいよPCルームへ行かなくても自在にPCのインターネット画面を教室のTVに写し出せるようになった。
PCや大型TVの導入に関しては、私は基本的には賛成ではない。内需拡大の為に学校が肥大化した供給の受け皿になることには怒りを覚えるし、図書館を利用する力も本を読む力の無い子どもがネット社会に巻き込まれていくことには不安しか感じないからだ。
私は椅子さえあれば、教科書も黒板も別にいらんと思っているくらいの人なので、最新機材の導入を特にありがたいとは思わないが、「情報検索」に関してのみを考えると価値観や方向性を転換すべき時はすでに来ているようだ。それに時代遅れな文句を言っても誤解されるだけなので、私の責任の範囲においては大いに利用しようと決めた。
試しに「月と星の動き」をネットを使って指導してみたが、実に便利なサイトがいろいろあって、黒板に書いているよりも遥かによくわかる。しかし「下調べ」がけっこう大変だ。
近未来にはテキストやノートも紙媒体から液晶化が図られるようになるはずである。
いずれにしても、子どもに意欲がなく、教師に十分な力量がなければ、何を使ってもどうしょうもないが・・・・
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