2010/07/29

ギャラリー夢雲


私の住む室生にはいくつかのギャラリーがあるが、私の一番のおすすめは向渕にある「ギャラリー夢雲」である。ご近所ながらオーナーは毎回DMを送ってくださっている。にもかかわらず、なかなか足を運ぶことも出来ず失礼が続いているのだが、いつも顔を出すと温かく迎えてくださる。

今日は、「カリンバ・山下光雄/珍獣画陶・中山昌果」の展覧会のスペシャルイベントとして、ロビン・ロイドさんのコンサートがあった。


ロビンさんは、山下さんがカリンバを作り始めるきっかけとなった人で、カフェテラスNZにもゲストとして来てくださったことがある。 そんなつながりもあって、私はPAスタッフとして参加させていただいた。こういう裏方仕事もけっこう楽しいものだ。

不思議な空気やオーラを漂わせる人たちが次々に出入りする。そういう人たちを見ているだけで面白い。面白い人はまた別の面白い人とつながっているものだ。

けっこう高価な作品も次々売れていく。山下さんも中山さんも、それぞれに見るたびに作品が良くなっているので、売れて当然とは思うが、オーナーの魅力やギャラリーの場の力も大きい。「ふるさと元気村」ではこうはいかない。

ロビンさんは、カリンバや民族笛を使った即興演奏でコンサートを作っていく。「世界中のミュージシャンを集めても、楽譜が読める人、使う人の方は20%もいない。音楽は学校で教えるものではなく、初めから人の中にあるもの。私の今演奏した曲は皆さん初めて聴かれたと思いますが、私も初めて聴きました。」そんなMCをしながら、山下さんのカリンバを自在に操って、雨あがりの匂いを感じる山の音を奏でていた。

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