2011/04/07

花束



この時期、さまざまな出逢いや別れがあって、花束は見事にそんな場面を演出する。

富山に行ったときはいつもお世話になっていた「花詩織」の牧野さんのことばを思い出す。

「花束をもらって嬉しくない人はいない。どんなすばらしい音楽や絵画でも好き嫌いはあるけど、花が嫌いな人はいない」

子どもたちが手渡した花束が、適当なことばが見つからないぎこちない瞬間を和やかにしてくれた離任式。

「さよなら」「ありがとう」なんて、ことばにするとあまりにも安っぽい。

6 件のコメント:

  1. 女性ならまだしも花が嫌いな訳ではないけど・・・どうせなら、安くても商品券とかの方が嬉しい(苦笑)。

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  2. 口から滑り出る言葉より、
    心の声を花に託す。これっていいですね。

    私も年のせいか、花に愛おしさを
    感じるようになってきました。

    でも、Saltさんのお作りになる歌も、
    人の心にそっと触れてくるものがあり、
    それを贈られる人は嬉しいと思いますよ。

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  3. エシュコルさん

    私は何にでも交換可能な商品券より、その一瞬のための花束がいいなあ。価値観はそれぞれです。

    結局、人は自分が欲しいものと価値を交換して生きているのだと思います。

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  4. ゆばるさん

    ありがとうございます。

    良質な音楽は枯れない花束です。そんな歌が作れたらいいなといつも思っています。

    私も年を重ねるごとに、花の美しさをしみじみと感じるようになりました。

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  5. エシュコル2011年4月9日 6:28

    女性はその一瞬が良い、と聞いた事があります。
    動物ならまだしも、まだ、植物を育てる楽しみを知らないのは、まだ人生の楽しみの半分を知らないからでしょうか?

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  6. 人生の楽しみを半分も知っていれば大したものです。

    私なんかまだまだです。未知の世界や未体験の領域がたくさんあるので、許される範囲で、これからじっくり味わっていきたいと思っています。

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