2011/04/02

ちょい旅



いよいよ新学年度がスタートして、あらゆることがいっせいに動き始めた。

このまま突っ走るモードに入る前に、もう一回脳みそを整理しようと何となく琵琶湖を見に行った。信楽経由で行くとけっこう早いのだ。今回は何も決めずにインターネットで直前にホテルだけ予約してダーッと行ったのだが、このホテルがなかなか良くってものすごくリラックス出来た。仕事を終えて帰宅し7時半に出発するという無茶をやってみたが、全然疲れもなく、ほどよく日常を離れられて実にいい感じだった。

翌日もいいお天気。近江八幡周辺を散策、この地にゆかりのある近江兄弟社の創立者ヴォーリスの足跡も辿り、安土城址にのぼる。信長が水郷で船遊びを楽しんだという西の湖周辺の風景が印象的であった。確かにこのあたりが信長の時代には戦略的要地であり、その他にも信長を満足させる要素がいろいろあったのだろうと思う。

信長がどの程度の福音を聴いたのか。そもそもフロイスら宣教師にちょっとでも信仰があったのかどうかも含め興味はつきない。一方ヴォーリスという人物も興味深い。琵琶湖をガリラヤ湖に見立て、近江八幡に理想郷を建設しようとしたと言うが、どの程度遊び心でどの程度本気だったのだろう。宣教師として教団から送られて来た人ではなく、ただの英語の先生だったと言うから面白い。

時代を超えて、人は主権者である神に対してどのように対峙したかでその生き方が決まる。さまざまな思惑で人は他者に、また世界に働きかける。ある人は大事をなし、ある人は小事をなす。いつまでも残る価値とは、決して人の目にそれほど大事とは映らないはずである。イエスのたとえを見ても、恵みの管理者が問われるのは、事の大小ではなく主人への忠実である。

4 件のコメント:

  1. ワッフルの旦那です。

    いいですね~
    野尻湖にもヴォーリスが建てた建築物が2建ほどあってなかなか趣がありまして嫌いでは無いですね。
    近江八幡も友人がいるので今度松ちゃんとカヤック持って水郷地帯を回る予定です。
    あの辺は日本かと思うようなジャングル系もカヤックだと楽しめるそうです。

    返信削除
  2. そうなんですか。その時は是非声をかけてくださいね。

    松ちゃんともまたゆっくりお話したいです。

    余呉湖周辺もいいですよ。また、いっぱい遊びましょう!

    ところで、脚はもう大丈夫なんですか?

    返信削除
  3. ワッフルの旦那さんのコメントです。(匿名でもコメント欄に反映されるときとされないときがあるようです。Salt)

    その節にはまたよろしくお願いします。

    足は完治まではあと5週ほどかかると思いますが、ヤフオクで買った超音波治療器を使って3週完治を目指しています。

    ただ今でも歩けるので早歩きや走る事は出来ませんが、車の運転や買い物も出来ます。

    ただ完治の為出来るだけ松葉杖やステッキを使う事が出来る時は使ってます。

    好き勝手に生きてきた人間ですから、制約される生活はこれはこれで新鮮です。

    返信削除
  4. あまり無理をせず、おからだ大切にしてください。

    人の本質である霊の在り方もさることながら、からだが健やかであることは、楽しく遊ぶためのの条件のひとつですから。

    確かにある種の制限や制約がある方が、さらに自由になれたりしますよね。

    返信削除