6年ぶりの担任としての家庭訪問はタイヘンだった。
「さあ出かけるぞ!」と昇降口に行けば、キンキンに入れておいたタイヤの前輪から空気が抜けている。のっけからトホホの出来事だが、気を取り直し、代わりのミニサイクルにまたがって出発した。ところが久しぶりの担任なので、知っている家はわずか2軒だけ。
「家はわからん」「時間は遅れる」「頭は痛い」と三重苦。
次が何軒目であろうが、迎える方はそうではない。一期一会の気合いが緩むと相手に失礼になる。
何とか最後のお宅を後にしたときには、軽い目眩が・・・
ふと新任の頃を思い出した。次の家がわからなくて、見上げた空も今日と同じように青かった。つくづく私は教員になどむいていないなあとしみじみ思う。人と会うこと、聴いたり話したりすることは、心身の活力を激しく消耗させる。私なんぞが、よく25年もこんなショーバイやってこれたものだ。
ひとつ大きく違うのは、あの頃オバサンに見えた母親たちが、お姉さんに見えること・・・
光陰矢のごとし。
家庭訪問お疲れ様でした。
返信削除我が家の子供達も大きくなり、家庭訪問や運動会から遠ざかり、少々懐かしい気持になりました。
家庭訪問の前日は、大晦日のごとく大掃除してました。
子供達の学習机の上からは、マンガやおもちゃが消え、「何時もこうだったら良いのに」と、思っていました。
先生と話すのは、ほんの短い時間なんですけどね~。
私の場合、娘の中学の担任は私より18歳も年下で、サラリーマンを辞めて先生になったばかりだったので、よく頼られました。多分娘の担任は、頼りがいのあるオバサンに見えたんでしょうねぇ~!!
高校でも、断りきれなくて、役員2年連続皆勤賞です。
トホホです・・・!!
きっぱり断れない性格が災いしてます。
「あら~又役員やったの~?」と、他の保護者に言われます。
まぁ良いんですけどね、何言われても・・・
イエス様共にいてくれますし。
担任生活、楽しんでくださいね。
kaoriさんが保護者にいたら楽しいだろうなあ。頼りがいも満点です。
返信削除担任生活楽しんでますよ~。
今日も「担任復帰を待ち望んでいました」などと大甘コメントをいただいて、ちょっといい気分になっておりました。
今時、保護者の信頼を得るのは容易ではありませんが、何とか奇跡的に守られています。
あの~
返信削除知っていらっしゃるとも思いましたが、
新車や新タイヤチューブ以外はキンキンに空気を入れると、逆にパンクか弱いところにしわ寄せが来ます。
少しゆるいくらいの塩加減が、よろしいかと思われます。
あしからず
どうもどうも。
返信削除「キンキン」という表現は、実際の空気圧よりは「気合い」の意味なんですが、ちょっと「気合い」も入りすぎたかも・・・