2011/02/15

卒業


2足の草鞋どころかムカデ並みにあれこれやってきたが、一番大事なのは「仕事人」や「趣味人」として以上に「家庭人」としての姿であろう。「父親」としての役割をきちんと果たしておかないと、何をやっても無意味である。もちろん、物理的に出来ないことは出来ないが、出来る可能性のあることはしてやりたいと思う。

今日は年休をいただいて、娘の高校の卒業式に出席することが出来た。入学式、懇談、体育祭、文化祭、そして今日と、たった5回だけではあるが、娘の学校に保護者として出向いたことになる。平素の関わりがより大切であるとは言うまでもないが、父親が節目に姿を見せるのは悪くない。この程度が限界だったのはちょっと寂しい気もするが、まあこんなものだ。

時々現れる「ワイルドなお父さん」はちょっとした話題でもあったようだ。女の子を持たなければ、女子校なんて足を踏み入れることのない世界だ。クラスを覗き込むのも、若干気かひける。年頃のお嬢さんばかりを見つめながら、女の子の父親というのは、なかなか複雑なものだなあとしみじみしてしまった。

わが家にはあと2人、私より図体も態度もデカイ息子が2人いるが、この3人の子どもたちのおかげで、思いもかけない経験をいろいろとさせてもらっている。自分のことではハラハラドキドキなんてそうあるものではないが、子どもたちのおかげで毎日が実にスリリングだ。娘は高校を卒業したが、私はいつ子育てから卒業できるのだろう・・・

6 件のコメント:

  1. スカート、長いッ!!(ビックリ)
    先ずはお疲れ様です。
    電気屋さんがSaltさんに教わりたかったと言ってましたが、Saltさんを慕う(!?)人は皆、そう思うのではないでしょうか。
    きっと電気屋さんだけでなく、それは家族、とりわけ子供達にもSaltさんがお父さんで良かったと思うのではと思います。
    これからも子育て、学校など大変でしょうが、エンジョイして下さい。

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  2. ご卒業おめでとうございます。
    また一つの節目を迎えられました事もおめでとうございます。
    それは、神からのものは神に返して行かれるふしめでもあります。
    そしてめでたい卒業にどこかホロ悲しさも感じてしまうのは不思議です。

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  3. エシュコルさん、どうも。

    一応お嬢様の学校なんですが、けっこう短い子もいましたよ。

    私は大した教師でも父親でもないですが、オモロイおっさんではあるでしょうね。

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  4. 電気屋さん、どうも。

    確かに節目です。

    娘は息子とは、また違いますね。

    娘には、何とも言えない胸キュンな体験をいっぱいさせてもらいました。

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  5. ご卒業おめでとうございます。

    娘に対する父親の心の微妙さ、ありますね。
    私も普段は意識してないのですが、
    娘と一緒に出かけた時など、
    出先の知人の目から見ると
    私の表情が違う(緩んでいる)らしく、
    冷やかされています。

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  6. ゆばるさんと娘さんとの関係、とてもいい感じでしたね。

    男の子も女の子もいてくれてありがたいです。昔のバンド仲間は、娘が3人なので、会う度に「おまえのとこは両方いていいな」と羨ましがっていたのを思い出します。

    学校でも男の子より女の子の扱いの方が10倍気を使いますが、娘がいるおかげで、少し安心感はありますね。

    3年生くらいになると、女の子は女の子であることを意識して見てあげないと、1年間どうしようもなくなる場合があります。

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